#GiveMeWings

discover

SUPER GT 初観戦

こんばんは。けーごです。

 

SUPER GTを初めて観戦しました。ジェンソン・バトン選手(F1 2009 World Champion)のフル参戦を機に、チーム国光 REYBRIG NSX-GTを今年から応援しています。ぼくにSUPER GTを布教してきた友人(チームインパル CALSONIC IMPUL GT-R推し)と2018 SUPER GT 第3戦 鈴鹿300kmを観に行きました。

 

まず、ぼくはSUPER GTのルールを知りませんでした。ドライバーを交代し、ピットクルーの少ない、ウエイトハンデのあるツーリングカー選手権だという認識でした。ルールも知らないので、チームも知りませんでした。そこで、まずは公式プログラムを購入してお勉強。公式練習では、レースカーのあまりの速さに、ひたすらにファインダー内で弄ばれていました。

 

5月19日
10:55-11:10 サーキットサファリ
D'station Racing / D'station Porsche #7
藤井誠暢,スヴェン・ミューラー

 

ツアーバスとレースカーが混走するセッションです。レーシングスピードではありませんが、バスから間近でレースカーを見ることのできる時間です。チケットを払えば乗れるらしく、いつか乗りたいです。

 

Modulo Drago CORSE / Modulo KENWOOD NSX GT3 #34
道上龍,大津弘樹

 

レースカーは、超望遠レンズで自由に流し撮りできる被写体です。鉄道車両のように、画角を限定されないので、いつもと違う画角での流し撮りに苦労しました。道上選手が運転しているところを撮れてよかったです。



14:35-16:00 予選
Cars Tokai Dream28 / SYNTIUM Apple LOTUS #2
高橋一穂,加藤寛規

 

ロータスがダンロップコーナーでコースオフしました。逆バンクで縁石に乗りすぎ、トラクション・コントロールが誤作動して挙動を乱し、コースに戻れず衝突したそうです。クラッシュパッドを引きずりセッションを中断する様は今まで見たこと無く、おもしろかったです。

 

R&D SPORT / SUBARU BRZ R&D SPORT #61
井口卓人,山内英輝

 

GT300クラスで推しているBRZです。現在の市販車で気になる車のひとつで、周回ごとに撮っていました。鈴鹿と相性のいいチームと車らしく、表彰台を期待していました。

 

LEXUS TEAM SARD / DENSO KOBELCO SARD LC500 #39
ヘイキ・コバライネン,小林可夢偉

 

元F1ドライバーの小林可夢偉選手が今年からフル参戦しています。トヨタ勢では最も応援しているチームです。日本GPで3位表彰台のときは中継を観ながら自分も涙目になったことを思い出しました。また、チームメイトも元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手です。F1で1勝しているドライバーです。写真はコバライネン選手の運転でした。

 

TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT #100
山本尚貴,ジェンソン・バトン

 

最も推しているチームです。このマシンが来たら必ず撮っていました。ちゃっかりチームの帽子も被り、ファン初日の写真を楽しみました。

 

TEAM IMPUL / CALSONIC IMPUL GT-R #12
佐々木大樹,ヤン・マーデンボロー

 

友人が最も推しているチームです。毎日のようにチームウエアを着ているので、見慣れたマシンでした。カルソニックには、レイブリックの次に活躍してほしいです笑

 

LEXUS TEAM au TOM'S / au TOM'S LC500 #36
中嶋一貴,関口雄飛

 

フォーミュラー・ニッポン 2012のチャンピオンである中嶋一貴選手が参戦しています。今年はル・マン24時間の優勝を絶対視されているだけに、小林可夢偉選手とともに無事に週末を終えて欲しいと願うばかりでした。

 

LEXUS TEAM ZENT CERUMO / ZENT CERUMO LC500 #38
立川祐路,石浦宏明

 

経歴を存じ上げませんでしたが、GT500クラスとスーパーフォーミュラそれぞれのチャンピオンをドライバーに持つチームです。F1タイヤがブリヂストンの頃にタイヤ開発者を担当していた浜島裕英さんが監督で驚きました。パチンコ屋のチームという認識で、とても名門チームだとは知りませんでした。

 

Epson Nakajima Racing / Epson Modulo NSX-GT #64
ベルトラン・バケット,松浦孝亮

 

去年の鈴鹿1000kmの優勝チームです。MRは独特なヨーの出方をするので、冷えたタイヤでは運転の難しい駆動方式です。プロはそれでも乗りこなしますが、松浦選手はコースオフやスピンをして苦戦しているようでした。

 

D'station Racing / D'station Porsche #7
藤井誠暢,スヴェン・ミューラー
K2 R&D LEON RACING / LEON CVSTOS AMG #65
黒沢治樹,蒲生尚弥
K-tunes Racing LM corsa / K-Tunes RC F GT3 #96
新田守男,中山雄一
LM corsa / SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60
吉本大樹,宮田莉朋

 

混走を撮れました。96号車は岡山トヨペットのチームだそうです。ディーラーがチームを持つんですね。結局この車がGT300クラスのポールポジションになり、さらに驚きました。



5月20日
13:45-14:05 ウォームアップ走行
Cars Tokai Dream28 / SYNTIUM Apple LOTUS #2
高橋一穂,加藤寛規

 

前日に赤旗の原因を作ったペナルティで最後尾からスタートです。オーバーテイクショーの日です。友人がチームの手伝いに参加していて、クラッシュ後の掃除に勤しんだそうです。

 

TEAM IMPUL / CALSONIC IMPUL GT-R #12
佐々木大樹,ヤン・マーデンボロー

 

全日本ツーリングカー選手権から変わらないカラーリングを続けているのは素晴らしいですね。SUPER GTをよく知らないぼくでもわかるような、アイデンティティを持ち続けるチームはこれからも参戦し続けてほしいです。

 

TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT #100
山本尚貴,ジェンソン・バトン

 

レースカーは、どれも同じ動き・同じ速度で走る鉄道と異なるので、慣れるまで大変でした。特に、レイブリックのような推しているチームの車は緊張しました。

 

NISMO / MOTUL AUTECH GT-R #23
松田次生,ロニー・クインタレッリ

 

日産のワークスチームです。日産勢ではカルソニックを応援しているので、ニスモはライバルですが最も良く撮れました。

 

LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S / WAKO'S 4CR LC500 #6
大嶋和也,ジェームス・ロシター
Modulo Drago CORSE / Modulo KENWOOD NSX GT3 #34
道上龍,大津弘樹

 

わずかにぶれました。ウォームアップでも追い抜き・譲りがあるので楽しいです。

 

R&D SPORT / SUBARU BRZ R&D SPORT #61
井口卓人,山内英輝
JLOC / Money Partner's Lamborghini GT3 #88
平峰一貴,マルコ・マッペリ

 

山内選手が譲っていて、マルコ選手が挨拶していました。ランボルギーニの2選手にはサインをいただいたので、頑張って欲しいです。



15:20-17:13 決勝
TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT #100
山本尚貴,ジェンソン・バトン
LEXUS TEAM KeePer TOM'S / KeePer TOM'S LC500 #1
平川亮,ニック・キャシディ
KEIHIN REAL RACING / KEIHIN NSX-GT #17
塚越広大,小暮卓史

 

スタートしました。バトン選手がチャンピオンチームと開幕戦優勝チームを抑えて2コーナーを立ち上がっていき、ひとまず安堵しました。

 

ものすごい渋滞になっていました。これでぶつけないことに感心しました。

 

PACIFIC with GULF RACING / GULF NAC PORSCHE 911 #9
久保凜太郎,石川京侍
D'station Racing / D'station Porsche #7
藤井誠暢,スヴェン・ミューラー

 

ガルフといえば、ル・マンのフォードやポルシェを思い浮かべます。国内で見られることに新鮮でした。ものすごく詰められていて見応えのあるシーンでした。

 

TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT #100
山本尚貴,ジェンソン・バトン
TEAM IMPUL / CALSONIC IMPUL GT-R #12
佐々木大樹,ヤン・マーデンボロー

 

ぼくの推しと友人の推しが絡んだシーンでした。カルソニックのアウトラップとレイブリックが絡み、あっさり追い抜けたので嬉しかったです。とてもかっこよく現像できました。

 

AUTOBACS RACING TEAM AGURI / ARTA NSX-GT #8
野尻智紀,伊沢拓也
TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT #100
山本尚貴,ジェンソン・バトン

 

GT500クラスでは、この2台が終始優勝争いをしていました。この周で、レイブリックはARTAをギリギリまで追い詰めたのですが、惜しくも抜けませんでした。興奮のレースを見せてくれて楽しかったです。結局、レイブリックは勝てませんでしたが、非常に満足しました。

 

K-tunes Racing LM corsa / K-Tunes RC F GT3 #96
新田守男,中山雄一
GOODSMILE RACING & TeamUKYO / GOODSMILE 初音ミク AMG #0
谷口信輝,片岡龍也
R&D SPORT / SUBARU BRZ R&D SPORT #61
井口卓人,山内英輝
つちやエンジニアリング / HOPPY 86 MC #25
松井孝允,坪井翔

 

GT300クラスでは、この4台が主役でした。96号車は順調に首位を快走していました。0号車は7台の渋滞を作り、懸命のブロックも虚しく、61号車に抜かれてからは後退しました。25号車は61号車を猛追し、2位を獲得しました。25号車の坪井選手にはサインもいただき、誕生日の前日でしたので、活躍を嬉しく思いました。

 

2位表彰台のジェンソン・バトンを撮れました。御尊顔を拝見でき大変に光栄でした。世界一速く走れた男が目の前にいるんですよ。こんなに貴重なことはありません。素晴らしい時代に生きていると実感しました。



初めて自らレースを観戦しました。SUPER GTはショー要素の多いレースなので、純粋なレースではありません。ただ、素人・玄人の観客をいかに楽しませるかをよく考えられており、SUPER GTを知らないぼくでもとても楽しめました。中継だけではなく、実際にサーキットで見る楽しさも十分にありました。

 

300kmのレースは2時間で終わるので、もう少し長く見れる富士500mileも観戦しようか悩んでいます。鈴鹿8耐も観たくなりました。出費がすごそうです。バイトがんばります。

 

では。