こんばんは。けーごです。
社会人を始めて1ヶ月経ちました。研修に忙殺され、インフルエンザに罹患しました。GW明けからも研修は続きますから、体調管理には留意します。
HONDA CRF250 RALLYを納車して1年経ちました。この1年間で走った距離は26500km。北海道から九州まで、何泊も苦楽を共にしました。どの旅も思い出深いです。
「1年で26500km乗りました」とホンダドリームの店員さんに告げると二度見されました。もはやこの反応を楽しんでいます。
総じて、このバイクを気に入っています。しかし、購入を検討している方には、特徴を理解し、対策を講じた上で乗っていただきたいです。今回は、自分の気づいた特徴を3つ記します。
1. 足つきは慣れる
CRF250 RALLYは、片足をつけて止まりましょう。慣れます。
シート高895mmは最大の特徴。両足をつけると、指の腹までは着きます(身長173cm,体重60kg)。足つきは悪いです。
しかし、両足ベタ着きはそれほど大切でしょうか。自転車でそんなに両足つけていましたか?舗装路の信号停車は片足つけば問題ありません。ガレ場に向いていないので、セローの二輪二足は必要ありません。片足は十分につくので、慣れましょう。
2. エンジンは応える
CRF250 RALLYは、ギアを選べば期待以上によく走ります。
CRFのエンジンは、RFVCエンジンに比べて全域において小さなパワーです。最大トルクは同じです。燃費は35km/Lで、RFVCエンジンに比べ向上しています。
CRFのトルク感は、4000, 5000, 6000回転で一段ずつ上がります。特に、6000-8000回転のトルクバンドは気持ちいい。全開7500シフト、ぜひお楽しみください。
CRFは、6速3900回転で60km/hを示します。街乗りにおいて快適に巡航しますが、登坂する場合はギアを選びましょう。3200-4200回転で全開にすると、エンジンがスナッチを起こし、カカカカと音を立てます。ずぼらな走りはしにくいでしょう。
トルクバンドに入れっぱなしであれば、ワインディングはかなり走ります。個人的にはXLRより速いです。気味よく変速して、パワーを使い切る感覚は軽二輪ならではでしょうか。
3. サイドスタンドが長すぎる
CRF250 RALLYのスタンドは長すぎるので、15mm切りましょう。
CRF250 RALLYは、250Lに比べ、サイドスタンドが長くなっています。これは、小さなキャスター角によってマウント位置が上昇しているためです。これにより、スタンドを立てるとマシンは少し傾くに留まります。通常であれば大きな問題にはなりません。
しかし、キャンプツーリングのような積載時には問題です。CRF250 RALLYのサスペンションは柔らかいのです。スタンドを立ててバイクを起こしても、ほぼ直立します。傾斜に合わせて停めるか、後輪に板を挟むなど工夫しなければ、転倒させてしまいます。これまで、何度もこれに悩まされました。ぼくにとって、CRFの最大の欠点です。
CRF250Lのスタンドでは短すぎるため、Lをつけるとマウントを曲げるかもしれません。余力のある方は、CRF250 RALLYのスタンドを15mm切りましょう。ぼくは、15mm切って3mm板を溶接しようと考えています。ノーマルのまま乗る方は、十分に注意してください。これは洒落になりません。
CRF250 RALLYはいいバイクです。
スクリーンはバイザー直下まで風を切り、カウルは脚全体を風から守ります。アクセサリーバーはナビをつけても問題ありません。シガーソケット用のカプラーはカウル内側に準備されています。(しっかり走るなら)タイヤ次第ですがオフロードもよく走ります。クラッチは少し弱いかも。
強いて言うなら、タンクはあと3Lほしい。400kmは無給油で走りきりたいです。燃料計の目盛を均一な量にしてほしい。6/6は2.5L、2/6まで1Lずつ、1/6で2L、点滅から1.5Lあります。目盛は目盛なので正直に示してほしいです。それぐらいでしょうか。
今後、SP忠男のパワーボックスをつけ、マップホルダーとラリーコンピュータをつけてラリー仕様にしようと思案しています。ツーリングにも行きたいのでカプラを介して簡単に着脱できないか妄想を続ける日々です。限られた初任給ですから、少しずつ使います。GW後半はどこ行こうかな。
では。