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GT SPORTで京都500MILE走ってみた

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こんばんは。けーごです。

 

SUPER GT 2020 最終戦での100号車大逆転チャンピオンに感化されて以来、グランツーリスモ・スポーツで熱心に走行してきました。題して耐久三部作。

 

第1戦 ルマン4時間耐久 3位

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チーム国光に初めてレイブリックカラーが施された、NSX GT2 1996リバリーでルマンを駆けました。タイヤと燃調を調整しながらM6 GT3に対してプレッシャーをかけていきましたが、作戦ミスと他車からの追突の影響で3位入賞。

 

第2戦 鈴鹿500km 優勝

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ルマン24時間耐久、十勝24時間耐久、鈴鹿1000kmを3連勝で飾ったチーム国光カラーリングのNSX GT2 1995リバリーで鈴鹿500kmに挑みました。予選レースのファステストラップ順でポールスタートをし、2周目のM6の自滅で優勝しました。しかし、三部作の総合順位ではまだ2位。耐久三部作 総合優勝には、第3戦での優勝が必須です。果たして勝てるか...


第3戦 京都500MILE

最後は耐久レースらしく、マイルで周回数を決めるレースにしました。せっかくのグランツーリスモですので、オリジナルコース。グランツーリスモでは、どれだけ速くても最後尾グリッドからスタンディングスタートがお決まり。舞台は京都、Gr.3車両に対してどこまでガチンコ勝負を挑めるでしょうか。

 

❏ 京都ドライビングパーク

京都が冠されたオリジナルコース。どこか見覚えある景色ですが、比叡山や愛宕山は見当たりません。

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百里ヶ岳も見当たりませんが、個人的には美山の景色に似ている思います。茅葺屋根の集落からほど近い盆地で繰り広げられる500mileレース。コースを紹介しましょう。

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グランツーリスモらしい、中高速の定常円弧を主体に構成されたコースです。90°以上旋回するコーナーが多く、綺麗なコーナリング姿勢を求められます。パキッと姿勢を決めて曲がるのは得意なので、セットアップを詰めていきましょう。

 

❏ セットアップ

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出力・トルクは、ルマン GT2規定に則り、第1戦から変更なし。扱いやすいパワーです。

ギア比は、以下2点を満たすように決めました。

6コーナー入口:6速 7200rpm

9コーナー入口:2速 7500rpm

空力は、3~4コーナーでの切り返しでもたつかない最大限にしました。

 

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足回りのセットアップはこの通りです。Gr.4車両でGr.3車両に立ち向かうので、最高速では勝負になりません。コーナーで差し続けるレースになるので、転がり抵抗を犠牲にしてもコーナーが速ければ採用することにしました。

結果として、トーもキャンバーも中程度にしたアライメントを軸に、ロールモーメントとピッチモーメントを抑えつつも伸び側を動かす足にしました。固有振動数は変更していません。

ハンドルの切り足しに対する反応はやや弱いものの、プッシュアンダーを起こさない扱いやすい車に仕上がりました。

 

作戦

・プライムタイヤ:ハード,オプションタイヤ:ミディアム

・17周/スティント

118周を7スティントに分けて完走を目指します。タイヤに高負荷なコースなので、ハードタイヤを基本にレースを考えます。ミディアムでも持つと思いますが、スティント後半で競り合ってタイヤを使い果たして勝負権を失いたくありません。車はハードを基準にセットアップしているので、タイムは安定しています。

燃料についても、7200rpmシフトで16周持つのは把握してあるので、6800rpmシフトして若干の燃費走行をしながら17周持たせようと思います。レース中盤でクラッシュしない限り、常に勝負できるレースになると予想しています。

耐久は速さよりもノーミスを求められます。自分だけでレースを組み立てなければいけないので、落ち着いて追い上げていきましょう。

 

❏ 参戦車両

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#100 RAYBRIG NSX Gr.4

ルマン、鈴鹿、SUPER GTと、耐久の栄光をほしいままにしたチーム国光。三部作最後のカラーリングはやはりRAYBRIG NSX-GT 2018リバリーでしょう。SNJ-Mk-Ⅱさん、拝借いたします。

 

 

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#1 BMW M6 GT3 

#28 Audi R8 LMS

#101 BMW M6 GT3 Walkenhorst

耐久三部作の総合優勝を争うのは、#101のM6(青色)です。ニュルブルクリンク24時間に参戦している、グランツーリスモスポンサーの名門です。大柄な車両を活かし、中高速コースは速いです。

 

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#14 Renault R.S.01 GT3

フランス勢はルノーとプジョーがいます。プジョーは所有していないので写真を撮れませんでした。2021年から、ルノーのスポーツカーブランドをルノー・スポールからアルピーヌに軸足移して推していくので、R.S.01としても健闘したいですね。

 

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#58 McLaren 650S GT3

マクラーレンは直線がとにかく速い。一度絡むと面倒そうですが、低速コーナーで少しずつ差を広げたいです。

 

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#4 Ford GT LM SpecⅡ Test Car

Ford GTは切り返しが頻繁なコースは苦戦しています。昔ながらの車は昔ながらのコースが向いているのでしょうか。

 

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N/A MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT

今回もロータリーサウンドを轟かせてもらいます。直線後半の伸びが凄まじいです。鈴鹿の善戦は活かされるでしょうか。

 

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#54 LEXUS RC F GT3

#36 TOYOTA FT-1 VGT

#90 TOYOTA GR Supra Racing Concept

トヨタ勢は今回も4台体制での参戦です。日本車は、トヨタ・ホンダ・マツダ・日産・三菱の9台となり豪勢な布陣です。日本対海外とも見ることができ、日本勢に総合優勝をもたらせるようがんばります。

 

❏ 決勝

 

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LAP 1 スタート

グランツーリスモといえばスタンディングスタート。最初は6台しか走れなかったのに、今では20台まで走れます。いつも楽しませてもらってます。ありがとうポリフォニー・デジタル!勝ってきます!

 

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LAP 1 2コーナー

ホールショットは#1 M6。ぼくは最後尾から慎重に他車の動向を伺います。

 

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LAP 1 6コーナー

スラロームを終えて一気に飛び込む高速コーナー。このコースは左回りで、高速左コーナーが3箇所あります。右前タイヤをいたわるように走らなければ、デグラデーションの厳しいスティントを迎えてしまいます。初めはタイヤ温度が低いのでグリップも高くないので、荷重をどかっとかけたらハンドルを切り足さずに抜けていきます。

 

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LAP 1 8コーナー

最初のブレーキングポイント。内側がら空きでしたので、一気に処理していきます。低速コーナーですので、メカニカルグリップが求められます。バンクとピッチが変化する路面には動く足がうってつけ。でもロールしすぎると内側の荷重が抜けてしまうので、加減があります。初めはタイヤ温度が低いこともあり、探りながら走りました。

 

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LAP 1 16コーナー

13コーナーの飛び込みで数台交わしました。13コーナーから16コーナーまでは全開なので後ろが襲いかかってきます。16コーナーは左ヘアピンですので、イン側を閉めておきました。

 

ヘアピンは「小さく入って大きく出る」を基本にしています。ヘアピンはクリップについてからアクセルを踏むまで時間がかかるので、すぐに車の向きを変えたいところです。典型的なアウト・イン・アウトのライン取りでは、コースを横切らなければなりません。ミドル・イン・アウトでは、アウト側よりもほんの少しブレーキを奥にできますし、クリップまでの時間も短く済みます。このほうが速く走れると考えていますが、どこまで通用するでしょうか?

この考え方なら、高出力の車ほどコーナリング時間を短くしたほうが速くコーナーを抜けれるはずです。実際、最近はダブルクリップ(V字ライン)も多いですし、間違ってはいないと思いますが...

ちなみに、この16コーナーでは他車は教科書通りのアウト・イン・アウトでした。インがば空きなので、差して逃げる格好のコーナーでした。

 

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LAP 2 8コーナー

LAP 1で20位から9位まで上がれたので、ここからはブレーキングポイントでしっかり抜いていきます。イン側1台分を綺麗に空けてくれて嬉しかったです。アウディは実車も乗りやすく速い上にかっこいいので好きです。オチはありません。

 

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LAP 3 13コーナー

ウラカンに追いつきました。直線がとにかく速い。16コーナーで抜き返されそうですね。あと115周ありますから、無理にブロックすることなく抜けるところで抜ききりましょう。

 

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LAP 3 17コーナー

このコースで最も難しいのが、18コーナーの進入。17コーナーの奥でクリップについてハンドルをまっすぐにしてブレーキしてアプローチするのがセオリーです。他車はレイトクリップのラインではなく、各車自由にアプローチしています。ここで相当速度差がついてしまうので、追突に注意が必要ですね。ウラカンはインベタラインでしたので、大外刈しました。

ただ、このあとホームストレートでぶち抜かれてしまいました。なら初めから真剣に走ってほしいですよね...笑

 

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LAP 5 13コーナー

FT-1が健闘しています。ブレーキローターが赤くなるの興奮しますね。乗ってる間は見えませんが、リプレイで見返すとテンション上がります。

 

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LAP 7 9コーナー

中団の先頭、458まで追いつきました。焦らず13コーナー、16コーナーで仕留めて、いよいよ先頭3台を目指します。

 

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LAP 11 6コーナー

さあ、同一周回で完走できる先頭3台へ挑みます。ここからがレースです。まずは得意な6コーナーで差します。燃費走行しながら引き離すのは難しいですね。

 

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LAP 11 ホームストレート

さすがGT3の先頭グループ、ストレートがあるとすぐに追いついてきます。ホームストレートは700mほどですが、あっさり抜かれてしまいました。2~5コーナーのスラロームで追いつき、8コーナーで抜き、を繰り返します。

 

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LAP 14 15コーナー

3周ずっと競り合っています。このままピットまでもつれそうですね。

 

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LAP 17 3コーナー

グランツーリスモでは、走行中のサスペンションのダメージまでは表現されませんが、高さのある縁石はあまり当てたくないものです。そろそろ引き離したいので縁石をまたぎます。GT-Rのスティント周回数はわかりませんが、おそらくのほうが早くピットすると思います。アンダーカット狙いで攻めていきたいですね。

 

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LAP 20 8コーナー

アンダーカットは成功したものの、8コーナーで横からねじ込まれました。ここで差されると非常に面倒なので、次の9コーナー入口で差し返しました。

 

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LAP 29 4コーナー

周回遅れのおかげで、18周かけたバトルはようやく終わりました。この周で自己ベストを出し、必死に逃げます。

 

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LAP 35 1コーナー

ピットの差で、ライバルの#101 M6が見えました。このスティントは、できる限りGT-Rとの距離を開けたかったので、燃費走行で蓄えた燃料を使い切るべく、19周走ることにしました。先頭から20秒落ち、次のスティントで追いつきたいです。

 

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LAP 40 8コーナー

LAP 36でピットに入り、LAP 37で丁寧にタイヤの熱入れして前を目指します。NSX GT3を周回遅れにします。NSX GT3は耐久三部作を始める前まで最も運転した車です。GT3もGr.4もハマると速いですが、ストレートが伸びないので割り切ったセットアップが必要ですね。

 

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LAP 41 12コーナー

2位の#1 M6に追いつきました。3, 9, 12でじわじわ詰める牛歩作戦で行きます。さすがに先頭は周回遅れの処理もうまいですね。

 

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LAP 42 1コーナー

ホームストレートで抜き返されて、1コーナーのイン側を閉められたので、大外刈です。周回遅れを2コーナーで挟めたので、安泰の2位です。あと1台。まだ運転席からは見えません。

 

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LAP 49 7コーナー

ようやく見えました。しかし、まだ遠いです。M6は恐らく17周スティントですので、LAP 51でピットイン。そろそろ中団の周回遅れに突入する頃。おそらく、M6は周回遅れの処理に手間取るでしょう。ここはM6にピットを合わせるのではなく、オーバーカットを狙います。このスティントでも19周で走り、LAP 56で前にいるように周回遅れを素早く済ませましょう。

 

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LAP 56 ホームストレート

オーバーカット成功しました!(画面中央がM6)

250mile走ってようやく先頭に立ちました。ここからは1位を守る走りに徹しましょう。

 

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LAP 56 8コーナー

守備に入った矢先、M6が追突してきました。リアバンパーが破損したら空力に致命的なダメージを与えてしまいます。

リアバンパーの一部であるディフューザーは、空力にとって重要です。ただ、逆揚力の面ではアンダーフロアの縮流による低圧領域が重要であるため、ディフューザーそのものはあまり逆揚力に寄与しません。ディフューザーは拡大流路の壁面に加わる力によって抗力を低減させ、燃費・最高速に寄与する部品です。

リアバンパーはディフューザー後方に負圧領域を作り出すことでアンダーフロアの流れの抜けを良くする機能が求められています。そのため、リアバンパーがダメージを負うことはレーシングカーにとって致命的なのです。

幸いにして、挙動が乱れることもなく、自車は無事でした。一方で、M6はフロントバンパーを破損させ、どんどん後方へ下がっていきました。どんまい。ぼくは燃費走行で周回してピットを含めた走行時間の短縮を図ります。

 

LAP 74

順調に周回を重ねます。スロットルを抜く時間を長くして、できる限り低燃費に徹します。それでも速く走らなければならないので、難しいですね。

 

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LAP 80 1コーナー

シトロエンと絡み始めました。シトロエンは、ルマン4時間でインベタのインから追突してきた車両。この追突のせいで、ぼくは3位になりました。今回も、ブルーフラッグ振られているのにも関わらず、イン側から抜いてきてレコードラインに戻ってブレーキを踏むたちの悪さです。勘弁してほしいので、全開で逃げました。

 

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LAP 88 13コーナー

レースもあと2スティント。終盤の作戦を考えながらタイヤに熱入れをしていると、後ろにM6が見えました。ピットで修復したのでしょう。少し様子を見ます。

 

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LAP 89 ホームストレート

え、もう?これは深刻に速い。自己ベストを連発して周回しても追いつきません。1周2:29後半で周回していたところを、2:28前半に入れてまで全開で周回していますが、一向に差が縮まりません。まずい。

 

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LAP 98 17コーナー

そのタイミングでです。フォードGTが中途半端なラインで中途半端な場所でブレーキを踏んできました。もうどうにも避けきれず追突してしまいました。明らかに破損した挙動をしています。

 

レースは残り20周。これまで19周スティントで走って燃料がギリギリ。ハードタイヤなら20周持ちますが、M6には追いつけません。ミディアムタイヤでは、練習走行でも10周以上走っておらず、デグラデーションは未知数です。しかし、ピットにさらに入っていたら勝てません。

17コーナーからピットインまで15秒しかありません。考えているうちに最終コーナーを立ち上がっています。ここは賭けよう。ガス欠して負けたらそれはそれで仕方がない。それもレースだから。でも、できることはしよう。

 

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LAP 103 7コーナー

ミディアムタイヤで6500rpmシフトにし、2:27前半で周回して燃費と速さを両立していきます。4周様子を見たところでは、20周後の残燃料は0.5%しかなさそうです。じわじわ詰めていきます。M6とはまだ距離があります。あと5周で追いつきたいですが、M6は深刻に速い。まだ諦めません。

 

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LAP 106 6コーナー

少しずつ近づいています。本当にギリギリ勝てるかどうか。タイヤのデグラデーションも感じ始めました。リアタイヤを使って丁寧に車を曲げ、タイヤを労ります。

 

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LAP 113 6コーナー

射程圏内に捕らえました。8コーナー・13コーナーで仕掛けてもホームストレートで抜き返されるのを繰り返しています。あと5周。とにかく脱出速度重視のラインを取って、なんとかブレーキ勝負に持ち込みたいです。

 

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LAP 113 13コーナー

12コーナーを立ち上がり重視で抜け、13コーナーへのヘビーブレーキング。ブロックが甘かったので差しました。イン側をしっかり守り、続く16コーナーも守れました。

 

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LAP 114 8コーナー

ホームストレートで抜き返されたものの、1コーナーの立ち上がりが甘かったのでスラローム区間で抜き返しました。しかし、6コーナー立ち上がりから貫禄の加速で並ばれます。自分も立ち上がり重視で抜けており、スピードはかなり乗っています。意地のブレーキング勝負へ突入していきます...

 

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しかし、タイヤが相当に減っており、オーバーシュートしてしまいました。続く9コーナーでしっかりインを差し、この周を守りました。M6はこの周でピットインし、最低限の燃料と新品タイヤで追撃に出ました。自分も燃料が厳しい。完走時に残燃料1%しかありません。最低限のタイムロスで最大限の低燃費走行をします。

 

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LAP 117 8コーナー

あと1周半。200m差。この距離なら届かないはず。燃料も管理下にありますので、ガス欠もないはず。この周まで燃費走行で乗り切って、最終周は全開で完走を目指します。

 

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LAP 118 コントロールライン
守りきりました...勝った...

 

 

❏ リザルト

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500mileを5時間かけて0.5秒差。中盤の追突がなかったらさらに深刻な戦いを強いられていたと思います。リスクを背負いながらも戦いきれたので、いいレースでしたね。

 

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周回遅れの処理でラップタイムの上下はありましたが、全体を通して安定して周回できました。最後のスティントでギリギリの燃費走行を強いられつつも勝てたのが大きな収穫でした。極力オプションタイヤで攻めて、燃費走行やプライムタイヤは引き出しに残しておく。言われてみれば当たり前ですが笑

 

❏ 耐久三部作 総合順位

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耐久三部作(ルマン4時間,鈴鹿500km,京都500MILE)の総合成績です。ポイント制はF1に倣っています。M6との接戦を制し、総合優勝できました!

ゲームとはいえ、耐久レースは地味な緊張が続きます。車の作り方も、レースの組み立て方も、非常に勉強になった企画でした。充実したオフシーズンを過ごせて、有意義でした。

 

いよいよラリーシーズンが始まります。この勢いで充実したシーズンにしたいですね。

 

では。