こんばんは。
いつの間にか年の瀬です。近年稀にみる早さでした。ボジョレーヌーボー品評のごとく表現のインフレを感じますが、本当にあっという間でした。今年も写真で振り返りましょう。
❏ 結婚式しました

今年は、結婚式を挙げました。
尾張徳川家の氏神である片山八幡神社にて挙式をし、尾張徳川家の邸宅跡『ガーデンレストラン徳川園』にて披露宴を行いました。徳川園の推しは尾張国の抑揚豊かな景観を表現した立派な庭園。これほど素晴らしい景色の披露宴会場は他にないと確信して選びました。直接のゆかりはないものの、徳川家のお膝元で人生の節目を迎えられたことを嬉しく思います。



服装は、和装と洋装でした。格式ある会場ですので、正装にこだわりました。もっとも、巷のテロッテロなタキシードではチンピラにしか見えなかったのもありますが。妻は白無垢とオリエンタル和装と呼ばれる振袖を使った華やかなドレスをまとい、前撮りの時から周囲の注目を大変に浴びました。妻はホクホクです。

披露宴のコンセプトは「記憶に刻むおもしろさ」でした。お涙頂戴の演出は絶対に避けたく、驚きと笑いに満ちたものを目指しました。夫婦で趣味が多いので、お互いの得意分野からアイデアを持ち寄って演出を練りました。
その最たるシーンは、お色直しの再入場です。プロフィールムービーの直後から始まるT-SQUARE TRUTHの暴走感あふれるイントロ。何かを察してざわつく参列者。満を持して登場するのは自転車に乗った私。人生で一番ウケました。気持ちよかったです。置いて行かれた妻はというと、自ら結婚行進曲をトランペットで吹いて入場。それぞれができる形でドヤりました。




演出の軸になったのは、私たちの新たな旅立ちを見立てた鉄道でした。披露宴の席次表を兼ねたエスコートカードは、JRの切符を模したデザイン。紙の選定から透かしの印刷まで何度か試作しながら仕上げました。せっかく切符を作ったので、入場には改札が必要です。そこで車掌が車内検札に使うようなホチキス型のスタンプを製作して、披露宴会場で私たちが改札をする形でお出迎え。会場BGMには「11時ちょうど発、結婚披露宴は全席指定となっております」の構内放送や、開宴を告げるチャイム(京都駅、東京駅、東海道新幹線)を耳コピと打込みで作った音源を流し、一貫して鉄道に染めました。時間割や案内と相性がよい上に誰が見聞きしてもわかるので、いいアイデアでした。参列者の反応もよくて満足です。ご列席いただいた皆さん、ありがとうございました。
❏ 新婚旅行しました




結婚式を挙げて2ヶ月後に、新婚旅行へ行きました。豪華寝台列車 TRAIN SUITE 四季島 で周遊する東日本は、美しさと温かさとおいしさに溢れ、生涯でこれ以上のおもてなしを受けることはないと思うほど。四季島で過ごした喜びは日々の糧になり、旅の土産は生活に溶け込んでいます。結婚記念日など、新たなきっかけを迎えるときには、また乗りたいですね。
❏ カメラ買いました


急に話変わりますが、カメラを買いました。なんの話かというと、結婚式の余興で、夫婦それぞれで欲しいものをプレゼンし、参列者の多数決で買うというものです。
妻はワインセラー。ちゃんと夫婦で作業しましたが、結婚式コンテンツ制作の労いとして。私はCanon 7D MkⅡ。お酒に弱い私はワインセラーの恩恵を授かれないので、今後の夫婦生活の思い出を残すために、10年以上使ってきた7Dからそろそろプロ機MkⅡにしたいという論旨で。カメラ案はボロ負けでした。
結局、妻が趣味で所属するオーケストラの演奏会の撮影という名目でカメラを買うことになったので、7D MkⅡは買いました。で、プロ機に見合うレンズもということで24-70 F4のLレンズも購入。中古で計11万、新品の1/4で買えました。これまでとは違う描写力と機動力で大満足です。


今までよりも綺麗に撮れるカメラが手に入ったので、逆に綺麗に撮れないカメラも買いました。トイカメラと呼ばれるジャンルです。
ひとつは、Kodak Charmeraというトミカサイズのデジカメです。端からガリッガリの画質ですし、順光でないと全然綺麗に撮れませんが、一周回って日常の記録感を味わえてお気に入りです。もうひとつは、SnapRollというパトローネを模したデジカメです。作例にあったフィルム風の描画が絶妙で撮影欲を駆り立てます。もうすぐ届くので、年末が楽しみです。
一眼レフ2機、トイカメラ2機、大人の科学フィルムカメラ2機、GoPro、スマホと、気づけば多くのカメラで楽しんでいます。結婚してこれまでのような派手な旅はしにくくなったものの、日々の彩は持ちたいものですね。
❏ レース観戦しました



F1 2025。今年は驚きに満ちたシーズンでした。なんといっても角田くんのレッドブル移籍。チャンスをモノにしてほしいという願いで急遽予選だけ観戦しました。F1だからこそ起こる様々な事情はあったとはいえ、トップチームに必要な結果を残せなかったシーズンでレギュラードライバーを離れることになりましたが、復帰を願って応援します。
そして、ノリスのワールドチャンピオン。車との相性に悩んだ前半から速さを取り戻した後半へのマインドセットの変化は、チャンピオンに必要なものだったと感じます。フェルスタッペンを抜けず弱音を吐いた昨年のオーストリアGPからの成長に感心しきりでした。おめでとう!
WRCも観戦しました。2027年からハイブリッドユニットが廃止になるので、どの程度の速さになるのかも気になります。来年から5月開催で観戦できるかわかりませんが、引続き応援します。また、今年はSUPER GTを見れなかったものの、来年に投入されるホンダのプレリュードが楽しみです。
❏ 万博行きました



世間での今年の目玉イベントは、万博でしょう。万博はよいものだと知っているので、それまでの世間の風当たりに悲しく思いましたが、好評に終わってよかったです。愛・地球博のときはリニモ渋滞が長かったですが、2分ヘッドの地下鉄の威力は全くすごいですね。
大屋根リングの中にひしめき合うパビリオンの景色はまるでサラダボウルで、共存と多様性について描いているようです。実利上の設計が起点と語っていますが、万博の趣旨を見事に体現して感服しました。今回の万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』を理解するために、 GEZAN - あのち を聴きながら回遊する時間は有意義でした。もしまた日本で万博が開かれるのなら、どこへでも行きたいですね。
❏ 街道巡りしました


サイクリングラリー TRIAL CYCLE を始めて自転車と街道巡りの相性の良さに気づいてから、今年はあちこち走りました。東海道の迂回路 佐屋街道や、中山道 碓氷峠、甲州街道の終点などを走り、江戸時代との接点に触れる楽しさを味わいました。歴史に学ぶ大切さは理解しつつも、道や神社仏閣など実体を見ないと血肉にならないものですね。
また来年には、TRIAL RALLYとTRIAL CYCLEのサイトを一新しようと準備を進めています。これからも自分にできる形でラリーに貢献したいと思います。
❏ 東北縦断しました




奥州街道をテーマに東北を自転車で縦断しました。陸奥はどれだけ奥なのか。日本の歴史の豊かさと移動の重みを全身で受け止めた1000kmの旅は、この素朴な問いへの身体と精神が混ざり合った答えを導き、納得のいくものになりました。大間崎は私にとって日本に残した最後の宿題。集大成になったと確信しています。
記事全編が2.7万字ゆえ読みにくさもあったと思うので、Google NotebookLMでラジオ風に紹介してみました。誤読やみちのくの語源の誤解もありますが、本編にない独自の視点を盛り込むなど興味深くまとまっています。ただ、陸奥はどれほど奥なのか、その問いに対する答えは記事にしかありませんので、お時間あるときに読んでもらえると嬉しいです。
❏ 家族が増えます

来年、子供が生まれます。家も建てます。
29歳で展示会『人生の座標』を以て半生の編纂を終えてから、再び走り始めました。昨年は2速、今年は3速に上げて過給圧をかけていくような、スピードを乗せていく一年だったように感じます。旅を終えてからというもの、神社行ったり病院行ったりショールーム行ったり。あれこれやるうちに週末が過ぎていきます。これから、月日がもっと早くなっていくのでしょう。生まれ来る子供のために何を語るか。小田和正よろしく、新たな問いを前にしています。
道を示し、道を歩んできました。これからは、道の歩き方を伝える日々になります。お腹にF1を聴かせて、楽しみに時を待ちます。
今年もお世話になりました。よいお年をお迎えください。
では。