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宗谷縦走

こんばんは。けーごです。

 

日本縦断しました。

 

ここ数年、SSTRに着想した旅をしました。その中で、2020年挑戦の自転車による本州横断紀行 ALPS500 では、日本の大きさを知る5日間を過ごしました。

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583kmかけてたどり着いた千里浜は、何よりも特別でした。日本の大きさ、旅の楽しさ、身体の苦しさ。あらゆる感情がこみ上げ、喜びたくても涙が止まらない。同時に、これ以上素晴らしい自転車旅はもうできないと確信した旅でもありました。

 

やはり、今夏の自転車旅を思案し始めると、どうも決まらない。「紀伊半島縦断」「安房峠リベンジ」「自転車版SSTR」。決め手のシナリオが思いつかない。それほどに素晴らしかったALPS500。ふと、日本の大きさを知る旅を振り返る中で、ひとつ思うことがありました。

言うて、本州じゃない?

たしかに、日本の大きさを知った旅とは言えど、所詮は本州横断。日本は斜めに大きく、その大きさを語るには十分ではありません。

なら、日本縦断?

すぐに、サイクリスト高岡さん達成の自転車日本縦断ギネス記録を思い出しました。佐多岬→宗谷岬を6日13時間28分で走破した大記録。でも、ぼくの脚ではお盆休みに到底収まりません。収めるなら車かバイク。バイクはTBIを控えている。次第に旅のコンセプトが見えてきました。

"グランツーリスモ"

知らない場所、知らない道を通して、日本の大きさを知る。経験のない距離を駆け抜けて、一路宗谷岬を目指す。アーバンスポーツクーペによる、日本縦断グランツーリスモ。知ろう。走ろう。宗谷縦走。

 

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TRIAL RALLY Rd.7 七宗 開催記

❏ はじめに

国道41号。名古屋から始まるこの国道は、濃尾平野を駆け抜ける。前面に幾重にも重なる山々を眺めながら。

国道41号。木曽川を渡るこの国道から、恵那と御嶽を望む。「お邪魔します。」何時も山への挨拶は欠かせない。

ここは、飛騨木曽川国定公園。神と山にちなむ名の町に溢れた、この雄大な自然の入口から7回目の旅が始まる。

ご案内しましょう。七宗とは。

 

 

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TRIAL RALLY Rd.7 七宗

 

こんばんは。けーごです。

 

TRIAL RALLYを開催しました。通算7回目・東濃開催4回目の旅は、東濃のスケールの大きさを知っていただきました。

 

 

❏ TRIAL RALLYとは?

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TRIAL RALLY(トライアルラリー)は、ツーリングベースのオンタイムラリーイベントです。コマ図を用いて、いかに正確に走行時間をコントロールできるかを競うイベントになります。

www.centuryride0608.com

 

❏ ルールは?

目的:ライダーのスキル向上に寄与し、オートバイ文化の発展に貢献する

目標:コマ図を用いて走行時間を管理する

車両規則未舗装路を走行可能で航続距離が150kmを超えると自ら認め、法規に準拠した車両

競技規則:法規走行の遵守と安全運転の励行

得点

TRIAL RALLYでは、いかに指示時間通りに走れるかを競います。点数は、指定時間と走行時間の差分だけ持ち点から減点されます。複数のステージがある場合は、ステージごとに持ち点を分配します。

2ステージ制:1ステージにつき50点

3ステージ制:2つのステージを25点、1つのステージを50点

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減点方法について説明します。ここに、指示時間10分、全長6.1kmのステージがあったとします。このステージを、15分で完走しても5分で完走しても、5分差があるため5点減で45点になります。そのため、満点を目指すには10分±59秒で走らなければなりません。なお、1分差で-1点か-2点かは、事前に通達されます。また、規則に反する運転が認められた場合、10点減点します。

 

❏ なんのトライアルなの?

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TRIAL RALLYでは、trial(腕試し)の単語を中心に、4軸の腕試しを心がけています。ステアケースなどの競技トライアルの要素はありません。TRIAL RALLYは、ツーリングベースのオンタイムラリーです。この観点から4軸を深堀りしましょう。バイクを始めてからラリーに辿り着くまでの各フェーズをここに表現しています。

 

ツーリングライダー:テーマを決めて走り、知らない土地を知る喜びを体感する。

オフロードライダー:幹線から林道まで、幅広い種類の路面を走破する。

コマ図ライダー  :自らが進むべき道を、距離と地図を読み解き走行する。

ラリーパイロット :平均速度を通して、現在の立ち位置を把握する。

 

この4軸から、評点は走行時間の管理、残りは旅の奥行きに分けてイベントづくりをしています。バチバチに走行時間の管理方法を確立して満点を狙ってもらうのも、やりがいがあります。過去、一度だけ100点満点での優勝がありますからね。

一方で、コマ図を使って走るとついつい目先の路面とコマ図に集中しがちです。たまには目線を上げる。あるいはバイクを降りてみる。走った道を振り返る。ルートの時間軸を通して、旅のテーマを見出してもらえたらとても嬉しいです。

 

 

❏ Rd.7 七宗

今回の旅のテーマは、東濃のスケール。山と川の対比を通して、東濃の自然の大きさと魅力を伝えるルートにしました。

 

Rd.7 七宗 構成

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走るときは走る。オン→オフ、ほぼオフ、オンのみのステージ構成。東濃だからこそできる緩急のつけ方です。STAGE 2までで振るわなくても、最も低い難易度のSTAGE 3で正確に走行時間を管理できれば逆転優勝を狙える減点率の配分にすることで、接戦の演出を試みました。今回の展開はいかに。

 

7/18

❏ GRAND START

06:30 道の駅ロックガーデンひちそう

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夜明け前に家を出て、準備を進めていると皆さん続々と到着されました。朝早くからありがとうございます!

 

今回もバリエーション豊かな車種です。

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今回は過去最大の23台エントリー、18台出走でした。 今回からスタッフを動員しました。スタッフを含めた運営方法の課題出しのために、前回Rd.6 験からの規模はあまり変えませんでした。コマ練スタッフにも参加いただきたく、モータースポーツの内側がわかる友人にお手伝いいただきました。ありがとうございます。

 

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どうぞ東濃を楽しんで。ご安全に!

 

 

❏ STAGE 1

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ルートインフォメーション

STAGE 1は、七宗から東濃の奥深くへ導くルート。出発してすぐ現れる飛水峡の甌穴群(おうけつぐん、石灰岩の浸蝕によって生成した小さな窪みの集合)を見ながら、東進していきます。

オンコースから外れた場所からの飛水峡はこんな感じ。濃尾平野がすぐそこまであったとは思えないスケールの大きさが七宗の魅力です。

 

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天心白菊の塔

七宗の自然は、魅力を放つばかりではありません。光があれば影があるように、猛威を振ったときもあります。

1968年、国道41号を通行中の観光バスが、集中豪雨による土石流に直撃され転落する事故が起きました。観光バス2台 107名中104名が死亡、日本最悪のバス事故です。ダムを全閉して川を枯らしてまで捜索が行われた悲惨な事故です。

七宗を通る以上、どうしても知っていただきたい。夏の出来事なので、夏に開催しました。

飛騨川バス転落事故 - Wikipedia

 

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飛騨川を離れ、トリッキーなコマが続く中に支流が現れます。一息つけるのもつかの間、矢継ぎ早に飛び込んでくるオフロードが始まる2時間弱のステージです。

 

07:30 GRAND START

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朝日が眩しく酷暑を思わせる中、皆さん笑顔でスタートされました。無事に送り出してCP 1へ移動します。

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出発から13kmでパンクされている#12 kioさん。

「見捨てるんですね...」「じゃ、CPでお待ちしてま~す!」

 

09:30 CP 1

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先頭のNABEさんから、続々と到着していきます。前半と後半で平均速度が異なる、地味に難しいステージ。ナビゲーションに長けている方はオンタイム付近ですが、今回もロストした方はいらっしゃいました。

 

1コマだけ、あえて省いたところがあります。300m先に正解の分岐をドンピシャの距離で描いたので、コマ図と現場が違うときの捜索方法その壱をすればクリアできるようにしたつもりですが、ベテランでもさまよっており、意外に得点が分散しました。

 

CLASSIFICATION after STAGE 1

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オンタイムは2人!上位は適度に分散する一方、0点も集中しました。

 

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0点メンバー(+2人)!STAGE 2以降に満点連発すれば上位に食い込めます。健闘を祈ります。

 

 

❏ STAGE 2

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ルートインフォメーション

STAGE 2は、オフロード率70%のループステージ。標高1000mの昇降を繰り返し、目の前の道を進み続けます。一旦停止が数箇所のみのルートで、事前に算出した平均速度通りにオフロードを走ればオンタイムというシンプルな構成です。フラットなように見えてたまに凹凸があるため、元のライディングスキルも影響します。

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昨年12月から試走を始めました。今年イベント以外でバイクに乗るときはすべてRd.7 七宗のためであったため、ぼく自身の練習にもなりました。東濃屈指のオフロードをご堪能いただきましょう。

 

10:00 CP 1

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STAGE 2では、前半終了地点に計時のみ実施のCP 2を設けました。何度か試走した中では、オンタイム狙いで45分・自分のペースで40分、の結論に落ち着きました。CP 2通過結果の報告では、皆さん着実にオンタイムを狙っていそうでした。

 

後半部分ではくずれさんの崖落ちもあったそうで。怪我がなくてなによりです。

 

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崖落ちなどつゆ知らず、全員STAGE 2へ送り出して先頭が到着するまでの間にソフトクリームをいただきました。酷暑で一瞬で溶けました。

 

今回、スイーパー(オンコース上で最後尾を走行するスタッフ)を設けない代わりに、GPSアプリ Zenlyで参加者の走行位置を把握してみました。

Zenly ゼンリー: あなたの大切な人との、あなたのMAP

Zenly ゼンリー: あなたの大切な人との、あなたのMAP

  • Zenly
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

Zenlyは、自分の位置情報を友達に地図上で開示することができます。位置情報の開示レベルを「正確に」「あいまい」「フリーズ」と選べます。スタッフと参加者でZenly上で友達になり、参加者の位置情報を正確に開示してもらいます。スタッフの位置情報はあいまいに開示しておけば、CPやルートはネタバレになりません。

誰がロストやトラブルに遭っているかわかるので、これまでの運営で経験した心配はなくなり、大変助かりました。次回以降も採用します。

 

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途中で撮影ポイントを設け、スタッフに撮っていただきました。どうでしたか?できれば今後も取り入れようと考えています。走っている姿はかっこいいですね!

 

CLASSIFICATION after STAGE 2

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上位勢でオンタイムはいなかったものの、取りこぼしを少なく終えています。オンタイムはSTAGE 1の0点メンバー2人でした。TBI常連はさすがのタイムコントロールでした。STAGE 2最初のコマからミスコースへ旅立つ方も何名かいらっしゃりましたが、気を取り直してSTAGE 3がんばりましょう。

優勝争いでは、45点以上 / 50点満点が4名。#13が48点でリードしていますが、信号1回分でチャラになりますので、STAGE 3の展開次第では他の方の逆転優勝もあり得ます。さあ、いかに。

 

#12 kioさんは、STAGE 1に引き続き、STAGE 2でもパンク。東濃は逃げませんので、また挑戦してください!

 

 

❏ STAGE 3

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ルートインフォメーション

STAGE 3は、七宗へ戻るオンロード限定ステージ。平均速度は高いが、実は幹線道路が多くむしろ時間がかなり余るという仕掛けがあります。

 

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STAGE 2はほとんど山でしたので、STAGE 3前半は川を主にルートを構成しました。釣り解禁になってから、試走する度に釣りをしてみたくなる景色でした。

試走時、景色を見ながらコーヒーを飲んでもオンタイムというゆるさです。「ぜひ寄ってみて」など、寄り道して東濃を楽しみながら戻っていただきたいですね。

 

13:00 CP 3

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STAGE 2終了時は皆さんかなり消耗していましたが、昼休憩で若干回復しながらスタートしていきました。はっしーさんは途中転倒でスクリーンが取れてしまったそうで。「林道長すぎて、もう早く終わってくれ!と思いました」気持ちはわかる。

 

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正解は、御嶽山でした。ここは嶽見桜といいます。桜の季節ならまだ御嶽は冠雪しているので、シーズンにはさぞ立派な景色でしょう。今春はタイミングが合わず逃してしまいました。

 

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4箇所に滝がある渓谷を進むルートも組みました。ここは、天皇のペットの鶏が脱走してここに居着いたという謎伝説のある鶏鳴滝というスポット。ちなみに、鶏鳴滝と嶽見桜の両方に寄ってもオンタイムにできます。

しばかれたような午前から一転した、爽快なツーリングの午後を楽しんでいただけたでしょうか。

 

15:30 GRAND FINISH

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皆さん続々とオンタイム付近で到着されました。表情を見ると、前回Rd.6 験のような「終わった...」という表情ではなく、爽やかな笑顔を見られました。楽しんでもらえたようです。

おかえりなさい。お疲れ様でした。

 

CLASSIFICATION after STAGE 3

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皆さん高得点ですね。時間が余らないよう存分に観光してくださいね、と皆さんにお伝えしました。その中でも、しっかり観光しつつオンタイム狙って帰ってきていただけて嬉しいです。また東濃に遊びに来てくださいね。

 

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優勝は #13のセロー!さすがはSSER常連のラリーパイロット。ナビゲーションも平均速度の管理も素晴らしかったです!おめでとうございました!

TBI 2021に参戦予定とのことですので、また四国でお会いできることを楽しみにしてます!

 

 

❏ おわりに

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路面も走りもオンオフはっきりした今回、濃厚な東濃をご堪能いただけたと思います。路面を問わないライディングスキル、地図の謎を解き明かすナビゲーションスキル、先手先手に時間を読むマネジメントスキル、楽しむときにはしっかり楽しむツーリングスキル、4軸の腕試しを体感されたと思います。

ミスなく8割運転。TRIAL RALLYでは、結果は手繰り寄せるもの。いかに8割運転で結果を出すか。それぞれのスキルをバランスよく持ち合わせた総合力を要します。

 

 

オンタイムラリーにこだわる理由が、ここにあります。大規模に行政と調整しなくても成立する草イベントの中で限りなく競技要素を持たせるには、速さそのものではなく、正確さが鍵。オンタイムエンデューロはあれど、オンタイムラリーは二輪にない。

国道から林道まで、タイトなターマックからフラットなグラベル、ちょいガレ林道まで、幅広い種類の道で一貫して走れるか。ラリーだからこそできるイベントを目指してきました。鍛え上げた総合力で、トリッキーなコマ図を攻略していきましょう。

いろんな道を時間通りに走る

たったこれだけなのに、奥深い。普通のツーリング気分でもそれなりの点数が取れるが、上を目指すと途端に難しい。参加いただいた皆さんも、多くの気づきを得られたと思います。独特の対策を要します。また挑戦してくださいね。

 

この度はご参加いただき、誠にありがとうございました。

また東濃でお待ちしております。

 

Come Ride With Us.

コマ練Classic 2021に参加しました

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こんにちは。けーごです。

 

コマ練Classic 2021に参加しました。

本来であればTBI 2021後の凱旋でしたが、TBI 2021は9月延期になりました。ということで、今回のコマ練の意識は、イベントではなく練習会として参加しました。コマ図練習会なんだから練習会のままでしょ、と言われればそれまでですが...

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