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なのはなラリーに参加しました

こんばんは。けーごです。

 

三寒四温の日々が続くも、次第に目で春を感じられるようになってきた今日この頃。いよいよ今年のラリーシーズンが開幕しました。今年は盛りだくさんです。

 

3月 なのはなラリー,sa.kioコマズラリー

4月 みんなのラリー

5月 Tour de Blueisland 2021

7月 コマ練Classic 2021,TRIAL RALLY Rd.7 七宗

9月 ミステリーラリー

10月 コマ練3days

11月 TRIAL RALLY Rd.8 長良

 

ここ1年半、Tour de Blueisland(TBI)完走を目標に準備してきました。雪で乗れない期間は、煮干しラーメンづくり、グランツーリスモ耐久三部作、霊仙登山と充実したオフシーズンを過ごしました。ここからはTBIに向けて集中します。今回はその開幕イベント。コマ図走行を思い出すために参加しました。

 

春を告げる菜の花を愛でながら、日本の峰 富士を巡る舗装路限定のコマ図イベント。高い敷居に尻込みされがちなラリーレイドの門戸を広げる趣旨のもと開催されました。

いつもならバイクでサクッと走るところですが、四輪も参加可能とのこと。せっかくなので、ラリーに興味を持っていた友人を誘ってみよう。四輪ならではの、コ・ドライバーと共に走るラリーも自分にとって勉強になるだろうし。

 

 

3月6日

07:00 道の駅 富士川楽座

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3車線化後の新東名、快走で富士が近くなりました。いつもは三河開催のコマ練も駿河進出のおかげで、今回は関東の方が非常に多かったです。スークさんやおたけさん初め、いつものラリー仲間とも顔を合わせ、シーズンの開幕を思わせます。

今回は台数が多いため、原付クラス、四輪クラス、二輪クラスの順にスタートします。ミニバンで参加されているご家族も見え、いつもと違う雰囲気に嬉しさも覚えます。ラリーレイドはパリダカ世代が多い印象がありますが、こうして種を蒔いて若衆も増やしていきたいですね。

 

 

09:45 浅間大社

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山岳信仰のうち、火山を信仰する浅間信仰の総本社、浅間大社に来ました。浅間(あさま)は、火山を意味します。浅間山・阿蘇山も浅間に由来し、その名の通り活火山です。なので、この浅間大社は富士山を祀っている神社です。名前から日本を紐解くのも興味深いですね。

境内には富士の雪解け水が噴出して形成された湧玉池があり、その水量に驚きました。ここからいきなり潤井川に繋がる水路ができているのですから、富士の規模は桁違いですね。

 

 

10:30 CP1

裾野を目指す峠越え、気温は1℃指していました。そりゃ寒いわけだ。四輪でよかったです...笑

近くの展望台からは富士山を一望できるそうですが、あいにくの曇り空で富士は全く見えませんでした。春先は仕方ありませんね。

道中、壮大な草原の中を走りましたが駐禁でしたので残念ながら写真を撮れず。こんなに素晴らしい景色をよく仕入れてくるな、と毎度ながらコマ練の調査力に驚かされます。

 

 

12:00 ラーメン鈴福

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食事処の案内が載ったコマまで距離があったので、何気なしに入ったラーメンがおいしい選手権 in 三島。お手本のような味噌ラーメン、非常においしかったです。餃子もキャベツ・ニンニクの餡が非常においしい。みんなが並ぶ理由がわかるおいしさ、ごちそうさまでした!

 

 

12:40 韮山反射炉

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鋳鉄の溶解炉、韮山反射炉に来ました。レンガ製の横長の炉に一部分に熱源を与えるだけで、内壁に熱が反射して全体を温める手法のようです。機械工学専攻でしたが、恥ずかしながらるつぼしか知らなかった。勉強になりました。

現存する反射炉では日本唯一であり、世界遺産に登録済みだそうで。2021年10月まで改修中で、ある意味貴重な時期に訪れました。

 

 

13:40 戸田峠

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だるま山高原を擁する戸田峠から、駿河湾を一望します。ここに富士山が構えているのでしょう。天候ばかりは仕方ありません。来年も開催されるので、次こそ見たいですね。

 

 

15:30 道の駅 富士川楽座

西伊豆スカイラインを快走して、千本松原に沿いながら走るうちに完走しました。180kmの爽快なコマ図、素晴らしいイベントでした。菜の花は恐らく工事通行止でルート変更せざるを得なかったと推測します。富士山含め、次回の楽しみですね!

 

 

コ・ドライバーにコマ図を読み上げてもらうのは初めての経験でした。バイクでソロのときは、視覚的に交差点を把握するだけでいいので、慣れてしまえば言語化することなく走れます。しかし、コマ図を読み上げてもらうとなると、言語化されたコマを脳内で図化する必要があります。気づきを得られたので、メモ書きします。

 

① 交差点の表現をすり合わせる

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・左三叉路を左折?

・トの字の交差点を左折?

 

コ・ドライバーにとって表現しやすいものか、ドライバーにとって理解しやすいものか、使い分ける必要性を感じました。コマを読み上げる順番も統一すると素早く理解できるでしょう。自分がコマを把握する順番を改めて知る機会になりました。

ぼくは、「距離」「方向」「目印」の順で覚えるようです。たしかに、「126.45」「左」「トの字 ミラーとバス停あり」で覚えていたかも。予め表現方法をすり合わせておくと、ミスも減りそうですね。

 

② 距離のリマインドのタイミングをすり合わせる

複数回トリップメーターを確認していることに気づきました。思えば、現在地とコマまでの距離差の確認、交差点が近づいてから距離の再確認、交差点での距離のズレの確認の3回行っていました。残り300mで予告してもらうなどすり合わせるといいですね。

 

 

あいにくの曇り空でしたが、ルートの選定はさすがのコマ練。素晴らしい一日でした。同行の友人も楽しんでもらえたようで嬉しかったです。ミステリーラリーも誰か誘って四輪で出ようかな!

次回のラリーは来週のsa.kioコマズラリー。短くも濃いコマ図のようですので、いい慣らしになりそうです。その後は2週に渡って試走が控えていますので、怪我のないように完走します!

 

コマ練ファミリーの皆さん、今回もありがとうございました。またお世話になります!

 

では。

いとしの霊仙

こんばんは。けーごです。

 

登山、はじめました。

 

学生時代を過ごした滋賀県南部では、比叡山がよく見えます。比叡山がどれだけ明瞭に見えるかで天気を推し測ったものです。比良山系は視界の多くを占め、自ずと日常の一部になりました。

バイクに乗り始めて以来、日本百名山を見て回る旅を始めました。北は利尻山、南は開聞岳まで、数々の百名山を見てはバイクと一緒に写真に収め、旅の記録にしてきました。山地に佇む百名山は遠くの町まで離れて見るしかなく、天気に翻弄されることもしばしば。近くなら見えたのにな、と何度も思いました。

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錦江湾越しに浮かぶ開聞岳(鹿児島県)

 

全国を旅するにつれ、滋賀の山への愛着が増して行きました。特に、伊吹山は愛知県からも滋賀県からも共に見え、地元で過ごした日々と下宿先の日々をつないだ重要な存在でした。冠雪の伊吹は、感嘆の声を漏らすほど圧巻です。いつしか、この伊吹を他の場所からも見てみたいと思うようになりました。

滋賀を走ると、伊吹の他にも山々の個性に惹かれていきます。大きく構える比叡山に肩を組むように並ぶ武奈ヶ岳、伊吹山を見守るように佇む金糞山、滋賀県東部を切り取るように並ぶ鈴鹿山脈。優しさを見出す形もあれば、勇ましく思う形もあります。その中で、ひとつ他と異なる山がありました。

霊仙山。りょうぜんと読むこの名前は、日本唯一の三蔵法師 霊仙の発見に由来します。近江カルストを有するこの山の山頂付近は、樹木がなく岩肌が麓からも確認できます。緑豊かな滋賀県の山の中で、灰色の山は珍しい。なで肩の形で、遠くからでなければその山容をすべて認めることはできません。名神高速 上り 八日市あたりで霊仙が見えますが、それも山頂付近しか見えません。

多賀の山中にある権現谷から望む霊仙は思わずバイクを止めて眺めるほど立派で、心を奪ってやみませんでした。登山を始めるとしたら、霊仙がいい。いつしかそう思うようになりました。

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霊仙山の麓、権現谷

 

今冬は、多くの積雪に見舞われ、伊吹も例によって綺麗な雪化粧をしました。冠雪の伊吹を堪能したい。冠雪の伊吹を写真に収めたい。そうだ、霊仙に登ろう。伊吹の向かいに座る霊仙なら、何にも邪魔されずに静かに伊吹を撮れるだろう。伊吹に積もっても霊仙にはあまり積もらない。霊仙の登山経験のある学生の友人が近くにいるので、一緒に登ってみよう。

 

 

2月28日

09:20 醒ヶ井養鱒場

友人を拾って、米原から一駅東へ進んだ醒ヶ井へ。コンビニで食料調達し、アプリで入山届を提出します。今回は、榑ヶ畑ルート(くれがはた)で登ります。距離が最も短いそうです。登山口付近は駐車できなくなっており、麓の醒ヶ井養鱒場から歩きます。


10:00 榑ヶ畑登山口

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どフラットです。登山口に立つのも初めてですから、林道とは違う雰囲気に気分が高揚してきました。ご安全に!

 

 

10:15 1合目 榑ヶ畑集落跡

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霊仙の周辺には、廃村がいくつかあります。落合、今畑、榑ヶ畑、どれも霊仙の登山口です。電柱も見当たりませんので、林道開通と同時に廃村になった類の集落でしょう。

 

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誰かの住処だった石垣を登り、崩れた屋根、割れた器を見ながら進みます。廃村を通ることはオフ車であれば日常茶飯事ですが、こうして生活の影を見るのは徒歩ならではですね。

 

 

10:45 4合目

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汗拭峠から尾根を進み、標高を上げていきます。霊仙の山頂を右手に、醒ヶ井の町を左手に従えながら登ります。4合目で一休み。次第に寒さも増してきました。登山にはヒートテックを着ないこと、と以前ブログで読んだことありますが、その通りでした。汗が溜まってしまい冷えますね。次回からは面倒でも重ね着で温度調節します。

 

 

11:10 5合目 見晴台

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視界が開け、大きな尾根に出ました。琵琶湖が見えます。空気が霞んでいますが、着実に視点が高くなっていることに興奮を覚えました。これは病みつきになる感覚だな~

 

 

11:30 6合目

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道の周りに石灰岩が増えるにつれ、道を包んだ木々が減ります。これが近江カルストか。

 

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グリップする踏み方を探りながら登ります。お~、長浜だ。

 

 

11:30 7合目 お猿岩

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お猿岩まで来ると、いくつかのピークが視界を囲みます。カレンフェルトと呼ばれる、侵食した石灰岩が広がる原野に出ました。山ってでかいな~!

 

 

11:50 8合目 お虎が池

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飛鳥時代創建の霊仙寺があった頃、米の研ぎ汁でできたと云われている池です。研いだというよりは炊けたお米で埋め尽くされていますね。

 

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残雪と石灰岩を踏みながら、轍を進みます。風が強くなってきました。

 

 

12:20 霊仙山 最高地点

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9合目かと思ったら、最高地点でした。辿っていた轍は山頂方面ではなかったようです。霊仙のことを好きでも、双耳峰とは知りませんでした。

 

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山頂あっちか~!雪を突き進むようです。いいね、楽しそう!

とはいうものの、風は強いです。ダウンも着込んで最も温かい装備になりました。山は手袋いるんだな。

 

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この壁を越えると、霊仙の山頂が待っていました。

 

 

12:40 霊仙山 山頂

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歩行時間3時間20分、歩行距離9.0kmかけて標高1084mの霊仙山に登頂しました!嬉しい!登山楽しい!気持ちいいな~!

 

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目の前に伊吹山が見えるはずですが、全く見えませんでした...これも登山!仕方ないね!それにしてもカップヌードル霊仙店は最高ですね。次は伊吹を見ながら食べたいな~!

 

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無事に下山して温泉に向かう途中、バッチリ伊吹山が見えました。今じゃない...!また来いよ、とのメッセージでしょう。リベンジするぞ~!

 

 

伊吹山を見る目標は達成できませんでしたが、登山の楽しさを存分に味わいました。花の百名山に数えられる霊仙、その季節にも登ってみたいです。今年のラリーシーズン3月~11月を終えてから、紅葉狩りに他の山を訪れるのも楽しそうですね。

 

山に登ると心も昇る、新たな扉を開けた一日でした。

 

では。

GT SPORTで京都500MILE走ってみた

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こんばんは。けーごです。

 

SUPER GT 2020 最終戦での100号車大逆転チャンピオンに感化されて以来、グランツーリスモ・スポーツで熱心に走行してきました。題して耐久三部作。

 

第1戦 ルマン4時間耐久 3位

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チーム国光に初めてレイブリックカラーが施された、NSX GT2 1996リバリーでルマンを駆けました。タイヤと燃調を調整しながらM6 GT3に対してプレッシャーをかけていきましたが、作戦ミスと他車からの追突の影響で3位入賞。

 

第2戦 鈴鹿500km 優勝

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ルマン24時間耐久、十勝24時間耐久、鈴鹿1000kmを3連勝で飾ったチーム国光カラーリングのNSX GT2 1995リバリーで鈴鹿500kmに挑みました。予選レースのファステストラップ順でポールスタートをし、2周目のM6の自滅で優勝しました。しかし、三部作の総合順位ではまだ2位。耐久三部作 総合優勝には、第3戦での優勝が必須です。果たして勝てるか...


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