こんにちは。けーごです。
TRIAL RALLY Rd.5 現 を開催します。
開催:2019年11月17日(日)
集合:国道19号 内津峠 簡易PA(上り,名古屋方面) 8時
解散:道の駅 志野織部 16時
料金:無料
概要:3 STAGES,TOTAL 230 km,未舗装路あり
応募:下記(先着10名,10月31日締切)
こんにちは。けーごです。
TRIAL RALLY Rd.5 現 を開催します。
開催:2019年11月17日(日)
集合:国道19号 内津峠 簡易PA(上り,名古屋方面) 8時
解散:道の駅 志野織部 16時
料金:無料
概要:3 STAGES,TOTAL 230 km,未舗装路あり
応募:下記(先着10名,10月31日締切)
❏ はじめに
ぼくは、あなたに刺激を与えたい。今日はがんばった!楽しかった!と言っていただきたい。刺激を与えられる走りを、達成感を得られるような機会を提供したい。
では、達成感はいつ生まれるか。それは、頭と体を使い果たしたときだろう。どうすれば、頭と体を使う走りで刺激を与えられるだろうか。ぼくの好きなラリーで刺激を与えられないだろうか。
行く先の知らない道に頭を使い、道に現れる景色と課される時間に刺激を受け、限られた情報から葛藤を生み、克服する走りをしてもらおう。あなたを試そう。
❏ TRIAL RALLYとは?
TRIAL RALLYは、中部圏を中心にコマ図を用いて走る、ツーリングベースのオンタイムラリーイベントです。ラリーに興味を持っているが機会に恵まれなかった方、大会ではなく適度にコマ図を楽しみたい方向けに開催しています。
2018年3月より開催してきたツーリングタイムラリーイベントをTRIAL RALLYとしてシリーズ化しました。開催してきた前身のイベントは「鷲峰」「淡海」「滋賀」「御嵩」です。
❏ ルールは?
目的:ライダーのスキル向上に寄与し、オートバイ文化の発展に貢献する
目標:コマ図を用いて走行時間を管理する
車両規則:未舗装路を走行可能で航続距離が150kmを超えると自ら認め、法規に準拠した車両
競技規則:法規走行の遵守と安全運転の励行
得点:
TRIAL RALLYでは、いかに指示時間通りに走れるかを競います。点数は、指定時間と走行時間の差分だけ持ち点から減点されます。複数のステージがある場合は、ステージごとに持ち点を分配します。
2ステージ制:1ステージにつき50点
3ステージ制:2つのステージを25点、1つのステージを50点
減点方法について説明します。指示時間10分、6.1kmのステージがあったとします。このステージを、15分で完走しても5分で完走しても、5点減で45点になります。そのため、満点を目指すには10分ピッタリに走らなければなりません。なお、1分差で-1点か-2点かは、事前に通達されます。また、規則に反する運転が認められた場合、10点減点します。
❏ 何が必要?
・コマ図を読む力
ルートは、スタート地点から交差点までの距離と、その交差点の略図(コマ図、ロードブック)をもとに走ります。例えば、この2行のコマ図は、以下の情報を示しています。
① スタート地点から32.06 kmで右折
② 2.56 km進んだ34.62 kmで左折し、92 m進んで右折
③ 34.62 kmは矢印の地点で、バス停が目印
④ 34.62 kmから先は、注意して走行
ラリーは、コマ図を頼りに走り続けます。コマ図と合わなかった場合、あなたの解決能力が試されるでしょう。迷っているうちにオンタイムがどんどん難しくなります。コマ図を正確に読み解くには、頭を使わなければなりません。
コマ図を円滑に読み解くためには、細かく測れる距離計と、このコマ図を保持する入れ物(ラリーコンピューター,マップホルダー)が必要です。
・ラリーコンピューター
10m単位で測れる距離計。距離を修正する機能があります(タイヤ周長補正,加減算)。PRO-TECTAさんのrc-7などが挙げられます。
rc-7 すべてのラリーライダーに捧げる国産モーターサイクルラリーコンピューター
コマ図上の距離とずれている場合に、修正する方法が2種類あります。
① ボタン操作で距離を修正する方法
ボタンをクリックして修正しましょう。走った距離だけ減らしてくれる減算機能を使うと楽です。
② タイヤの周長を変更する方法
一定の比率でずれているのであれば、タイヤ1回転あたりに進む距離を変更すると良いでしょう。
ラリーコンピューターの機能を持った代替アプリがあります。
F2R Rally Tripmeter(Android向け)
139.67 km進み、189°の方向を向いている画面です(真南から少し西の方角)。このアプリでは、画面タップによって修正できます。減算機能はありません。
T2RC(iOS向け)
減算機能やコンパスを備えた高精度で万能アプリです。1600円こそかかりますが、これさえあればTRIAL RALLYは問題ありません。
これらのアプリは、あくまで代替です。ステップアップや充実した機能を欲している方は、ラリーコンピューターを購入しましょう。
・マップホルダー
箱に巻き入れてコマ図を表示します。手動・電動の2種類あります。MMGさんやN-SYSTEMさんのマップホルダーが様々な車種に対応しやすいです。
ちなみに、ぼくはCRF250 RALLYにラリーコンピューターとマップホルダーを取り付けています。
マップホルダーは、タッパーなどで作れます。コマ図を保持さえできればいいのです。ぼくは初めクリアファイルに挟んでいました。また、TRIAL RALLYではPDFでコマ図を配布するため、タブレットでコマ図を表示することも可能です。ぜひ参考にしてください。
❏ おわりに
パリ・ダカール・ラリー創設者のティエリー・サビーヌは、第1回大会の開会式において言葉を残しています。ラリーファンにはあまりにも慣れ親しまれた言葉ですが、今でも心を打ちます。
「私にできるのは、冒険の扉を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開けるのは君だ。望むなら連れて行こう」
ラリーを始めるには手間がかかります。勇気も必要でしょう。ぼくはあなたの勇気に応えます。しかし、ぼくはあなたを試します。あなたは、挑めますか。
#ComeRideWithUs
人生100年時代、25歳はまだ四半。
抱える悩みも、年相応にある。
例えば、学生時代からアイデンティティについて問うてきた。
自分とは何者であるか。他者の形容による積集合についた固有名詞であるのか。さもすれば名乗れば自分であるのか。これでは他己同一性となにが異なるのか。
では、自分を表す動詞を考えることが糸口にならないだろうか。自分はどのような気概で生きているか。ぼくは、過去の自分にも未来の自分にも恥じずに生きたい。どのような姿勢で作品に取り組んでいるか。ぼくは、お客様に反芻していただけるような、渾身の思想をお見せしたい。ならば、現時点の答えは「闘う」だろう。
時間は止まらない。悩みながらも進まなければならない。しかし、解きたいときもある。走ろう。叫ぼう。これまでの自分を総括するような旅をしよう。旅でしか昇華できない不器用な自分へ、槍のような喜びを免罪符に与えよう。自ずとそう決まった旅がある。
名古屋→富山 250km、自転車で本州を縦断しよう。
青い海を発ち、黒い峠を過ごし、青い海で赤い立山を見よう。
今年こそ誇れる旅をしよう。自分のために走ろう。闘おう。
The Quarter Ride、いい名前だ。
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