#GiveMeWings

discover

富士500mile

こんばんは。けーごです。

 

2019 SUPER GT 第5戦 富士500mileを観戦しました。TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GTを応援しに今年も富士スピードウェイへ行きました。

昨年、始発の新幹線と先輩の送迎で朝からサーキットを楽しみました。今年、愛車のジムニーで行きました。90km/h / 4000rpmで申し訳なく感じ、80km/hで走りました。朝5時に出ただけあり、9時に着きました。

 

f:id:centuryride0608:20190805214109j:plain

プログラムを調べずに行ったら、推しのチーム国光のトークショーが開かれていました。

左はジェンソン・バトン選手。F1 2009を総合優勝しています。右は山本尚貴選手、Super Formula 2013, 2018を総合優勝しています。タイヤむき出しのフォーミュラカーに強いだけではなく、このコンビで2018 SUPER GTを総合優勝しています。

フォーミュラカーでのセットアップの傾向は、バトン選手:アンダーステア,山本選手:オーバーステアです。GTでは同じマシンでも走らせ方が異なるのは見ていて面白いです。お二方とも話し上手で、楽しい時間でした。選んだタイヤにとって、暑いほうが都合のいいレースになるとのことでした。ウォームアップ走行も1位で、期待できます。

 

f:id:centuryride0608:20190805214943j:plain

レース前、今年もレッドブル・エアレースの室屋義秀選手が展示飛行しに来ました。いつ見ても理解し難い飛行です。今年でレッドブル・エアレースが終了してしまいます。2度目の総合優勝で有終の美を飾っていただきたいですね!

 

f:id:centuryride0608:20190805215244j:plain

応援団の方々は熱心に旗を振っていました。頭が下がります。勝つぞ!

 

f:id:centuryride0608:20190805215730j:plain

1 TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT

レース開始から1時間経ち、各チームの様子が見えてきました。今年も日産が飛ばしていますが、タイヤの持ちは良くないようですね。ホンダは定石の戦略を選択するチームが多いようです。予選があまり良くなかったレクサスのチームが順位を上げているのが不気味です。

 

f:id:centuryride0608:20190805220235j:plain

25 つちやエンジニアリング / HOPPY 86 MC

30 apr / TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT

後ろのプリウス、爆音です。昨年までV8エンジンでしたが、今年からV6のようですね。手前のHOPPY 86、チームが破産しかけており、最終戦まで出られるかわからない状態が続いています。とても速いチームなだけに、モータースポーツの現実を思い知らされます。サーキットへの道中でこのマシンのレプリカにした86を見ました。レプリカ見本市ですね。

 

f:id:centuryride0608:20190805220657j:plain

7 D'station Racing AMR / D'station Vantage GT3

アストンマーチン、ヴァンテージです。ストレートがとても速く、ヨーロッパのレースでは軒並み勝っています。同じく直線番長のマクラーレン720Sで参戦しているチームがいますが、早々にトラブルでリタイアしてしまいました。GT3規定の車両がメルセデスばかりなので、違うマシンが増えて嬉しいです。

 

f:id:centuryride0608:20190805221117j:plain

3 NDDP RACHING with B-MAX / CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

通勤で毎朝GT-Rを見かけているせいか、すっかり身近な車になりました。好調に首位争いをしていましたが、リタイアしてしまいました。悲しい。

 

f:id:centuryride0608:20190805221301j:plain

1 TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT

RAYBRIGはトラブルもなく順調に周回を重ね、順位を上げています。耐久はリスクを侵さないことが大切。さすが、ル・マンでクラス優勝しているチームですね。ゼッケン1番がとても誇らしい。かっけ~!(語彙の喪失)

 

f:id:centuryride0608:20190805221538j:plain

23 NISMO / MOTUL AUTECH GT-R

17 KEIHIN REAL RACING / KEIHIN NSX-GT

セーフティーカーが2度入りました。SUPER GTでは、セーフティーカー走行中にピットに入ることは信号機で禁じられます。しかし、コースマーシャルの掲示が遅く、ピットロードが青信号だったために、作業したチーム(WAKO'S)がいました。「SC表示でもピット開いてたからええやん」でお咎めなし。気分良くありませんが、うまいですね。

F1ではよくある戦略ですが、SC走行直前にピットすると、新品のタイヤに交換してもタイムを失いません。結局、タイムを得したWAKO'Sが圧勝してしまいました。

 

f:id:centuryride0608:20190805222343j:plain

87 JLOC / T-DASH Lamborghini GT3

GT300クラスでは、タイヤ無交換など多彩な作戦で、途中まで順位が全くわからない状態でした。この87号車のウラカンは、ピットした翌周にピットしてピット回数の義務を消化していました。低燃費で機能する作戦ですね。この奇策でいつの間にか1位になり、優勝をかっさらいました。観客の全員が動揺していました。頭のキレるチームですね。今回は、どちらのクラスもピット戦略でレースが決まりました。耐久らしい結末でした。

 

RAYBRIGも10位スタートから2位表彰台で、とても満足の結果です。しかし、シーズンはWAKO'Sにとって相当有利になってしまいました...

 

鈴鹿8耐と富士500mileで夏の耐久レースを観戦しました。労りつつも速く走らなきゃいけないドライバー、ピット作業で得を考えるチーム、気にせずぶっ飛ばす猛者、耐久レースのおもしろさを改めて実感した2週間でした。

 

来年こそホンダが勝つように肌も思いも焦がれる夏の耐久でした。

 

では。