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鈴鹿8耐 第42回大会

こんばんは。けーごです。

 

梅雨が明け、8耐の季節が来ました。今年も観戦しました。

 

勝つためだけに存在する会社、ホンダ・レーシング・コーポレーション、HRC。テスト首位を連発し、リベンジを果たす準備ができていそうでした。一方で、ブラドル選手が気になります。WorldSBKでホンダより参戦中ですが、目立った成績を残せていません。大変失礼ですが、中上選手の代役感を否めません。初めての鈴鹿で2分7秒台と、さすがの世界ライダーですが、HRCとして見ると不安でした。

 

去年を振り返ると、レースが荒れなければ、カワサキとホンダの一騎打ちと予想していました。レースが荒れたら、勝ち癖のついたヤマハかな~。カワサキワークス復帰や、あのTECH21カラーリングを見れるので、敵陣ながら楽しみでした。

 

11:30 2コーナー

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今年も2コーナーから観戦。カウントダウン後にエンジンがかかる音を聞くのは、耐久ならではですね。とてもかっこいい。無事にマシンを持ち帰ってください...!

 

12:20 2コーナー

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#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING

#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

#10 Kawasaki Racing Team

#1   F.C.C. TSR Honda France

#33 Red Bull Honda

序盤、ヨシムラ牽引のもと、ワークスとチャンピオンが続きました。なんて贅沢な隊列でしょう。走る伝説。撮るのをやめて、目に焼き付けていました。幸せでした。

 

13:20 S字

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#1   F.C.C. TSR Honda France

#28 Team Kodama

1スティントを終え、周回遅れとの絡みを多く見られるようになりました。相変わらず、とても耐久レースをしているとは思えないペースでした。

 

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#33 Red Bull Honda

(語彙の喪失)

 

13:55 2コーナー

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#33 Red Bull Honda

#10 Kawasaki Racing Team

#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

ホンダは高橋選手になってから、次第に順位を上げていきました。すでに2時間半経過してこの接戦、さすがワークスですね。

 

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#333 VRD IGOL PIERRET EXPERIENCES

#2 Suzuki Endurance Racing Team

#19 KYB MORIWAKI RACING

#18 Team BABY FACE Titanium Power Racing

EWC(2輪の世界耐久選手権)の優勝がかかっているスズキ、懸命に走っていました。モリワキは今年からWorldSBKにホンダワークスとして参戦していますが、8耐で見られて嬉しいです。

 

14:15 S字

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#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

TECH21カラーリング、いいですね。とても新鮮です。サーキットのどこを歩いていても、ヤマハワークスだとわかりました。

 

ハングオフでゆっくり倒し、最後に肩を入れていリーンウィズにするんですね。人によって露骨に頭を入れていく人、写真のファンデルマークのような従来の乗り方をする人、様々でした。両輪に荷重を均等にするか、リアを抜いてスリップアングルをつけてるか、どっちが速いのかわかりませんでした。

 

15:05 逆バンク

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#806 Zaif NCXX RACING & ZENKOUKAI

#19 KYB MORIWAKI RACING

#10 Kawasaki Racing Team

#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

赤福もびっくりな詰まり具合。

ジョナサン・レイだけ頭の位置を変えないんですよね。なにか理由があるのでしょうか。また、ダンロップへの切り返しも、ジョナサン・レイだけ大きなアクションで後輪に荷重を与えているのが印象的でした。上り勾配で勝手に前荷重がかかるから、後輪も使って両輪で曲げているのでしょうか。本当に一人だけここのスピードが違うんですよね。

 

16:35 逆バンク

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#33 Red Bull Honda

#87 TEAM R2CL SUN CHLORELLA

#10 Kawasaki Racing Team

#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

#51 icuRT モトキッズ 中日本自動車短大 山陽

#8 TEAM BOLLIGER SWITZERLAND

ジョナサン・レイで大差をつけられた後、高橋選手が懸命に追い上げていました。ようやく追い越しても、すぐにジョナサン・レイのスティントになりました。次第にカワサキ優勢なことが見えてきました。ブラドルのペースがなあ。

 

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#090 au Teluru SAG RT

#70 Honda向陽会 ドリームレーシングチーム

リアタイヤウォーマーの入れ忘れで、ウォームアップ中に転倒したauも着実に走っていました。素晴らしい。ライダーは完走することが仕事であることを思い知らせてくれました。

 

17:30 ヘアピン

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#33 Red Bull Honda

(語彙の喪失)

 

18:30 ヘアピン

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#1 F.C.C. TSR Honda France

あと1時間、ライトオンの指示が出ました。地元鈴鹿のチームがゼッケン1番をつけていると気持ちいいですね。今年はチャンピオンになれませんでしたが、来年また取り返してほしいです。

 

19:00 ヘアピン

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#10 Kawasaki Racing Team

#76 NIPPON SUMATRA BIO MASSE+D;REX

#33 Red Bull Honda

最終スティント、カワサキがジョナサン・レイを投入してきました。そりゃそうよね。ホンダはブラドル選手に交代するかと思いましたが、高橋選手の続投でした。それだ!HRCの執念はそこだ!予選並みのタイムを連発しながらも、ジョナサン・レイに抜かれてしまいました。あと30分なのにまだトップ争いをしている驚きたるや。

 

小雨でヤマハが這い上がり、#2 スズキがブローし、カワサキがオイルで転倒して赤旗終了。混乱していましたが、赤旗の前周の順位でカワサキの優勝でした。表彰台ではヤマハの優勝扱いになっていて、誰も幸せになっていない鈴鹿サーキットでした。通常の裁定が下ってよかったです。

カワサキ、優勝おめでとう!

 

ホンダは、明らかに高橋選手に頼りすぎでした。ブラドル選手は遅く、清成選手は寝違えて首を痛めたと聞いています。ライダーの準備不足はチームの準備不足と言えましょう。来年、中上選手が戻ってくるかわかりません。戻ってきたときには圧勝するような準備を期待しています。がんばれ~!レッドブルいつも飲んでるぞ~!

 

同じRed Bull HondaのいるF1 ドイツGPは、雨の荒れたレースでフェルスタッペン優勝!Toro Rosso Hondaも3位表彰台と、最高の結果でした。推しのベッテルも2位で、古巣の2チームとともに母国の表彰台で、満足しました。

 

8耐では負けましたが、F1で勝てて結果オーライの週末でした。

 

では。