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鈴鹿8耐 第41回大会

こんばんは。けーごです。

 

鈴鹿8時間耐久を観戦しました。今年にHRCが全日本ロードレース選手権と鈴鹿8耐に復帰を宣言したので、観に行きました。HRCの率いるRed Bull Honda with 日本郵便(33号車)、Endurance World Championshipの総合優勝をかけたF.C.C. TSR HONDA FRANCE(5号車)を応援しました。

 

台風12号は過ぎたものの、雨雲はまだ残っており、行きの名阪国道ではずぶ濡れになりました。台風のせいか、思ったよりもバイクはいませんでした。それでもSSTRを超える台数はいたように感じました。3万台ぐらいバイクがいるかと思いましたが、案外そうでもなさそうですね。8耐ドッグを食べ、2コーナーでスタートを待ちました。

 

Red Bull Honda with 日本郵便 #33 高橋巧
Kawasaki TEAM GREEN #11 レオン・ハスラム
スタート直前に通り雨が来ました。路面は完全なウエットコンディションでした。ル・マン式スタートのカウントをし、モニターでカワサキが先行しているように見えました。カメラで構えていると、ホンダがカワサキを刺しました!おおおお!行け~!!!

 

ウエットコンディションのせいか、雨の得意な選手と不得意な選手でスピードが全く異なりました。おかげで、混み合う写真が撮れました。一枚にこれだけ車両が写るのは、バイクのレースならではのシーンですね。

 

Red Bull Honda with 日本郵便 #33 高橋巧
1位のまま周回を重ね、2位のカワサキを突き放していきました。行け~!!!

 

ヨシムラ スズキ MOTUL #12 シルバン・ギュントーリ
YAMAHA FACTORY RACING TEAM #21 マイケル・ファン・デル・マーク
第1回大会で優勝した伝説のスズキと、4連覇を目指すヤマハのシーンでした。変わらないカラーリングのスズキと、初代R1を彷彿とさせるヤマハはともにかっこよかったです。

 

Honda緑陽会熊本レーシングEWC #43 小島一浩
Honda緑陽会熊本レーシングSST #34 吉田光弘
兄弟チームがいました。同じカラーリングでしたが、ゼッケンベースの色とライトの色が異なります。白色のライトはEWC(Endurance World Championship、世界耐久選手権)、黄色のライトはSST(Super Stock、改造を厳しく制限された市販車)です。21台/65台がHONDA CBR1000RRで参戦しており、本当にホンダ車を多く感じました。

 

エヴァ初号機Webike TRICKSTAR #10 アンソニー・ウエスト
エヴァンゲリオンのカラーリングをしたZX-10R、With Meの動画を通して覚えていましたが、生で見ると本当にかっこいいです。このあと、最終コーナーで転倒してしまい、フィニッシュ直前まで修復していました。

 

TEAM VITAL SPIRIT #23 成田彬人
Titanium Power Racing eith HOOTERS #6 徳留和樹
MuSASHi RT HARC-PRO.Honda #634 水野涼
それぞれ違う車両が競い合うのは観ていて楽しいですね。SUPER GTよりも車間距離が近くてハラハラしました。

 

アトウン ティオ Verity #91 宮島伸也
Red Bull Honda with 日本郵便 #33 高橋巧
ウエットコンディションによりプロライダーとアマチュアライダーの差がとても大きいようです。かなり序盤でしたが、早くも周回遅れが増えてきました。それにしても高橋選手、すごくハングオンしていますね。独特のフォームのように感じます。

 

Kawasaki TEAM GREEN #11 ジョナサン・レイ
YAMAHA FACTORY RACING TEAM #21 マイケル・ファン・デル・マーク
ジョナサン・レイが来ました。WorldSBKを3連覇中、4連覇へ向けて勝利を重ねています。その走りはやはり本物で、桁違いに速いです。頭を立てないフォームは独特ですね。とても早く切り返しの姿勢を収めるので、高速でコーナリングしていてもラインを外さないように感じました。とても真似できませんが、あの姿勢の収め方は参考になりました。

 

Red Bull Honda with 日本郵便 #33 中上貴晶
MotoGPに参戦している中上選手の番になりました!ピット作業のミスか、4位に後退しました。それでも、日本人のグランプリライダーが目の前を走る感動たるや!がんばれ~!

 

ヨシムラ スズキ MOTUL #12 シルバン・ギュントーリ
S字へ来ました。序盤にシケインで転倒し、上位から下がってしまいました。がんばってほしいです。

 

逆バンクへ来ました。ヘアピンで転倒したマシンが炎上し、セーフティーカーが入りました。レース再開後、EWCの参戦車両は順位を争っていました。どきどきです。HRCは3位になりました。行け~!

 

F.C.C. TSR HONDA FRANCE #5 フレディ・フォレイ
鈴鹿に拠点を持つTSR、今年のル・マン24時間を日本のチームで初めて優勝し、躍進しています。EWCは10点のマージンで最終戦の鈴鹿8耐へ臨んでいます。鈴鹿8耐ではポイントが1.5倍になるので、順位によっては挽回されてしまいます。特に8耐はスプリントなので気の抜けない堅実な走りを重ねていました。シンプルで覚えやすいカラーリングですね。とても気に入りました。

 

YAMAHA FACTORY RACING TEAM #21 マイケル・ファン・デル・マーク
ホンダを散々撮りましたが、ヤマハを単体で写した写真はこれしかありませんでした。

 

Red Bull Honda with 日本郵便 #33 中上貴晶
軽食を挟み、130Rへ来ました。ところが、着いた頃に豪雨とオイル漏れによってセーフティーカーが入りました。雨のせいでオイル凝固剤を負けないのか、スプレーをかけていました。シケインから130Rまでレコードラインがずっとオイルまみれになっていました。赤旗ではなく周回を続けたまま作業をしたため、長くかかりました。
このとき、ホンダは1位でした。このあと、ヤマハに抜かれてしまいました。

 

HKC&IMT Racing #59 齋藤達郎
流し撮りは難しいですね。最もしっかり止められた写真でした。

 

T・モトキッズ中日本自動車短大ALTEC・NRS・icu #51 福山京太
ライトオンのサインボードが掲示されました。ライトがアスファルトに写るのは新鮮です。自発光式のゼッケンもとてもかっこいいです。これをやりたがる人多そうです。

 

Red Bull Honda with 日本郵便 #33 中上貴晶
ヤマハがものすごい速さで周回していました。各チームの最後のピットを終え、はっきり順位がわかるようになりました。ヤマハが転倒しない限り逆転は厳しいタイム差でしたので、とりあえず完走を願って必死に撮りました。あと少しや!

 

NCXX RACING & ENKOUKAI #806 長尾健吾
BMW Financial Services 135 #135 武石伸也
130Rで飛び込むのですら恐怖なのに、コーナー抜けてから刺しに行くシーンをよく見ました。ライダーはすごいですね。
また、パニガーレで参戦した1台を除いて全車4気筒のバイクでした。各メーカーそれぞれ音に特徴がありました。特に、HRCの音は官能的で永遠に聴いていたい音でした。あ~4発はこれだよな~と浸っていました。HRCの活躍を見るだけで連日CBR1000RRの公式サイトを見ています(公式サイト)。

 

8時間経ち、レースが終わりました。結果、ヤマハは4連覇を達成し、ホンダは2位、カワサキは3位でした。ヤマハおめでとう!ホンダがんばった!しかし、我を忘れて昼食を食べ損ね、軽度の熱中症になってでもホンダを撮り、ホンダを応援し続けていただけに、とても悔しかったです。ホンダは真剣に勝負をして負けたのですから、よく改善しなければなりません。来年もまた応援し、勝利を目の前で見たいです。
また、EWCの総合優勝を争っていたF.C.C. TSR HONDA FRANCEは無事に総合優勝しました。ホンダ勢で最も嬉しい結果でした。日本のチームが世界チャンピオンになるのはいつだって誇らしい。来年のゼッケンは1番なのでしょうか。とても楽しみです。来年も今回のように選手権を争ういい緊張で8耐を楽しみたいです。本当におめでとう。

 

自分の認識よりもはるかに自分はホンダを応援していました。今でも思い出すと心が痛みます。悔しい。がんばってほしいですね。

 

あまりくよくよしていられません。今週末はSUPER GT 富士500mileが開催されます。ジェンソン・バトン選手の所属するチームクニミツの100号車を応援しに行きます。次はしっかり熱中症対策を施して臨みます。

 

では。