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開拓ツーリング

夏休みの日曜日、おもちゃ売り場で子供たちをかき分けてトミカを衝動買いするのは私です。

 

こんばんは、けーごです。

 

早速ですが、報告が二つあります。
一つ目は、大学院に合格しました。内部進学ですので、このままもう2年頑張ります。
二つ目は、バイクを買いました。車種はHONDA XLR250Rです。納車はレストア後です。

 

「日曜日よりの使者」が流れて "Do you have a HONDA?" と言うホンダのCMに憧れたり、バイクと言ったらホンダという固定観念があるので、ホンダを中心に悩んでいました。主に悩んだ車種は2台。

 

HONDA XELVIS (1991)
エンジン:水冷 DOHC V型2気筒 250cc
最大出力:36PS
最大トルク:2.6kgfm
総重量:172kg

 

ゼルビスは、ツーリング向けのロードスポーツです。当時はレーサーレプリカブームで、重くて曲がらず峠を攻められないゼルビスは見向きもされずに終わりました。台数は少ないですが、250ccとは思えない存在感でツボな人はツボなので、値段が下がらず諦めました。

 

HONDA AX-1 (1987)
エンジン:水冷 DOHC 単気筒 250cc
最大出力:29PS
最大トルク:2.6kgfm
総重量:126kg

 

AX-1は、オンロード寄りのデュアルパーパスのバイクです。舗装路も未舗装路もどっちつかずの印象を受けて、こちらも短命に終わりました。林道をかじり始めた頃に知り、ドツボにはまりましたが、玉数が少なく諦めました。

 

HONDA XLR250R (1992)
エンジン:空冷 OHC 単気筒 250cc
最大出力:28PS
最大トルク:2.5kgfm
総重量:126kg

 

XLR250Rは、がちがちのオフロードバイクです。往年の名車です。AX-1を悩むぐらいならこれにしろと父の助言から、XLRを中心にオフロードを探し始めました。セローやシルクロードなど寄り道をして結局本命を買いました。納車後にまた書きます。



車種を書いたところで、今借りているXLR80Rで走ったところを立て続けに書きます。

 

最近は、紀伊半島の地図を眺めることが多く、酷道425号や十津川のことなどいろいろ調べては走る妄想をしていました。しかし、近所しか土地勘のない人が挑むには無謀にもほどがあるため、近所から少しずつ遠くの場所まで土地勘を得る必要があります。まずは、手始めに片道1時間のところへ行きました。

 

京都府和束町 林道鷲峰山線
宇治茶の生産地の和束町の林道。ふと開けたところにある茶畑が印象的でした。

 

滋賀県東近江市・三重県いなべ市 旧酷道421号 石榑峠
峠に突然現れる2m間隔のコンクリートの門は、この酷道を全国に示すものでした。
今でも滋賀県側は走行できるため、行きました。

 

滋賀県東近江市 険道34号 洗い越し
川が道路を横切ることを洗い越しといいますが、これは全国にあります。橋を渡さなくていいので建設費を節約できる利点があります。しかし、ここの険道ではわざわざ窪みをつけた石畳にしてまで洗い越しにしている、川を流す気が満々なところでした。

 

京都府笠置町 潜没橋
木津川には二つの沈下橋があり、そのうちのひとつのより低い沈下橋へ行きました。
名前はなく、地元では潜没橋と呼ばれているそうです。



というように、短い期間でそこそこまわりました。京都府・滋賀県・三重県の県境を縫う三国越林道も走ったので、あとは伊賀上野・亀山へ遊びに行けば木津川まではだいぶわかるようになります。次は、京都府・奈良県・三重県の県境あたりを遊ぶと吉野まで伸び、いよいよ十津川への準備が整うようになります。
走るところは山ほどあります。ましてオフロードを手にしたので道を選ばなくていいのです。せっかく往年の名車を買ったのですから、手探りながら存分に楽しみたいと思います。

 

では。